第6回 証券アナリスト1次 財務分析 勉強方法1 過去問分析
まず、勉強を始める前に私は出題形式つまりどのようにアウトプットすればよいかを知るために過去問の分析を始めました。
過去問に関しては受験者の方はマイページにログインして閲覧することが可能です。
しかし、ここが落とし穴です。皆さん思い切って、市販されている過去問題集 証券アナリスト 1次試験過去問題集 財務分析を購入しましょう。
そうです、皆さんは時間の足りない社会人だからで!!
理由は主に、3つあります。
1.数千円のお金を対価に時間を節約
2.問題の種類別に並べられているので、年度別ではなく分野ごとに学習できる
3.初学者であるため、豊富な解説が必須
過去問題を見ていただくと、多岐にわたって出題されていますが配点の高いのは財務諸表分析/株式価値評価の分野であり、毎回似たような出題形式で問われていることがわかります。ここの分野は満点を目指して頑張りましょう
また、市販されている過去問では年度別ではなく問題別に並んでいる(メリット2)のでまずはこの2分野を数年分通して学習することで出題形式を把握しましょう。そしてできなかった部分は解説(メリット3)をもとに理解を深めていきましょう
Kinatan
証券アナリスト一次 科目の順番 勉強時間
証券アナリストの試験の科目は前述したように、財務分析、経済、証券分析の3科目があり全3科目を一斉に受験することもできれば逆に毎回ひとつずつ積み上げることもできます。
例えば経済学部のひとであれば経済から、商学部であれば財務分析からと得意分野からということも可能でしょう。
知識ゼロの私自身の経験からすれば、財務分析が一番手っ取り早くまたここでの勉強が証券分析に活かせるので初めに勉強を始めました。暗記すればある程度乗り切れ、形式も後述しますが一定の型があるので挫折する可能性が低いです。
次に、証券分析これは大変な科目でしたが実際の業務にとてもいきてきますので実用的な科目でもあります。最後に経済を回しましたが、個人的に他科目との関連性が低く独立していました。最後に持ってきた理由は、入社から読み始めた毎朝読むようにしている日経新聞が少しでも影響するかなと思い最後のタイミングに回しました。
あくまで目安ですが勉強時間は、合計120時間で
財務分析 30時間
証券分析 50時間
経済 40時間
では早速、財務分析から始めていきましょう!
Kintan
第3回 証券アナリスト 一次 勉強方法
今回は各科目ごとに勉強方法やその際に使用した参考書についていくつか紹介していきます。
私自身仕事をしながらの勉強であったため、最短で合格点をとることを最低限の目標に、なるべく多くの知識をみにつけていくことを心がけていました。ゼロからの始まりであるため、ある程度バックグラウンドをお持ちの方からすると退屈な内容に思えてしまうかもしれません。
まず、証券アナリスト1次試験に登録しますと教会側から数十冊にわたる小冊子がテキストとして渡されます。まず、これには手をつけないことです。多くの方がいっているようにあまりに情報が多すぎるので時間の余裕のある方を除いてはおすすめはできません。
代わりに、TAC出版からだされている市販の参考書と過去問を使用することにしました。その最たる理由は時間がないからです。
実は、マイページから無料で過去問をダウンンロードもできます。なんと解説も。。。では、なぜわざわざお金を出してまで過去問を買うのか
それは、特に過去問は出題形式ごとに並んでいるので、類題をまとめて解くことができるので試験の傾向をつかむのによいですし、なんと言っても解説が豊富で解きながら自然に知識もみについていきます。これで10時間削減できれば数千円も安いと感じますよね。
社会人として仕事をしながらの勉強なのでやはり効率性が勉強時間を決定する上での最も大事な鍵です!Time is money !
Kintan
証券アナリスト 一次試験概要
証券アナリスト一次試験概要
証券アナリスト一次試験は、マーク式であり財務分析/経済/証券分析とポートフォリオマネジメントの3科目からなります。
晴れてこの3教科に合格することができれば2次試験に進むことができます。
一次試験は春試験(4月下旬)と秋試験(9月下旬または10月上旬)の年2回開催とされています。
注意点としましては、1回受講することで翌年以降の3年間の計6回分の試験受験資格を得ることができます。基本的には、この6回の試験のなかで3科目合格をすることが必要です。1度の試験で最大3科目の受験が可能ですので1年目の春試験ですべて合格してしまう人もいるということですね。
現在お値段については
受講料
会員受講者:49,400円
一般受講者:55,500円
注)「会員受講者」とは、日本証券アナリスト協会の法人会員・法人賛助会員になっている会社・団体・機関・学校の役職員・構成員(学校は学生を含むが、社会人大学生・大学院生を除く)である方です。それ以外の方は「一般受講者」となります。
試験料
財務分析:3,100円
経済:3,100円
証券分析とポートフォリオマネジメント:6,200円
次回は証券アナリスト基本的な勉強のアプローチについて書いていこうと思います。
*正確で最新の情報については公式ホームページでご確認ください
Kintan
はじめまして ~Kintan~
大学では理系専攻、いわゆるSTM畑出身でありますがひょんなことから外資系金融の会社で悪戦(悪銭)苦闘することに。。。
ここでは、理系の人の就職の悩みであったり、就職金融知識がゼロの状態からいかに学んだことを記していこうと思います。
もし何か質問やコメントがあれば、是非宜しくお願いします
Kintan